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先日、最終回を迎えたテレビドラマ「JINー仁」を私は主人がめちゃくちゃ面白いコミックがテレビドラマ化されたと言って、何やら必死に毎週日曜日の午後9時から観ておりましたので、私も毎回何気になしに観ておりました。
ストーリーは、簡単に言ってしまうと脳腫瘍に冒された脳外科医の「仁」が、幕末にタイムスリップする医療系のお話しです。

此の作品が出来たきっかけは、原作者の村上もとか氏が、遊郭について調べていた時に、遊郭の遊女は貧しさから身を売らされ、そして仕事柄梅毒に冒され、更には有効な治療法も無かった為に、次々と命を落としていった事実に憤りを感じ、せめて漫画の中だけでも彼女たちを救えないかと考えたからだそうです。

「タイムスリップ」と言えば・・・私はアンティーク物が大好きですので、アンティーク物と様々な素敵な出会いをしております。其の中でも特に、縁をそして因縁を強く感じ購入したカメオのブローチがあります。其のカメオのブローチは購入した、その日から肌身離さず身に付けておりますので、其の出会いを此処でちょっと紹介させて頂きますね。

それは、2年前の5月に手に入れた約120年前の女性の肖像画のカメオのブローチです。

出会いは、5年前の5月にあるアンティークショップのガラスケースの中央に置かれていたカメオの肖像画の女性と目が合い、私は一目惚れをしてしまいました。でも、其の時には持ち合わせがなかった為、近い内に購入しに行けばいいと思い帰宅致しましたが、其れっきりに成ってしまっておりました。とは言っても其の女性の肖像画は片時も忘れた事は無かったです。
それから3年が過ぎた5月に、そのアンティークショップに何気になしに行った時、「お客様を待ってみえましたよ！」とお店の方に呼び止められました。

3年間、片時も忘れた事のなかった女性の肖像画のカメオのブローチが目の前に！お店の方も「こんなに素敵な肖像画のカメオが長い間売れないって事はあり得ないんですよ。ずっとお客様を待っていたんですね。」って！感激でした！とても嬉しかったです！！

あと3年で還暦を迎える私、咲が仁に「お慕い申し上げております。」と言って自分の気持ちを貫き通して幕末の世を女医として生き抜いた様に、私も残りの人生を納得の行く様に生き抜いて行きたいと思っております。

皆様にも忘れられない「愛しき人(物)」がみえるのでは・・・